「鈴木さんにも分かるネットの未来」がおもしろい

鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書)

ドワンゴの会長が書いた、ネット住民の生態系、インターネットのビジネスモデル、今後どうなっていくかという考察の本。

以前、著者が天才だなと一番思ったのは、ニコニコ動画のクリエイターにお金が儲かる仕組みを作る過程の話を読んだ時。

ネット上で個人が儲ける仕組みをいきなり作ると、「あいつ儲けやがって!」という嫌儲のみなさんにバッシングを受けるから、まずは企業だけが儲かる仕組みを用意したというくだり。

企業が先に儲かる仕組みを作ると、「企業だけが儲かるのはおかしい!」となって、そのタイミングで個人クリエイターの人たちが儲ける仕組みを導入すると上手くいくといったような話だった。

こういう、ネット住民の心理や生態系に深い洞察をもった著者なので、この本もすごくおもしろい。おもしろいというか、今までおもしろいなと思ってネットのいろいろなインタビューを読んでたけど、そういう話の集大成がこの本かもしれない。

まだ半分ぐらいしか読んでないけど、Webサービスの定額サービスモデルに関する考察が面白かった。

最近は、Cakesなど、コンテンツを集めて、定額制でサービスを提供するモデルが多くなってきている。でも、そのうち、すべてのコンテンツの制作費を補うほどの収入を分配するのが難しくなるので、限界がくるだろうと書いている。

コンテンツを制作する側が力を持ち始めると、それぞれの製作者が独自のプラットフォームに移行していくだろうという考察。

lynda.comなどの動画学習プラットフォームに代表されるように、コンテンツを集めて、定額で見放題、読み放題というモデルが流行っている。

でも、コンテンツ提供者としては、そこを足がかりに、ファンを集めた後に独占できる形式に移行するのは自然なことなので、この考察が一番印象に残ってる。

僕もアプリを個人で出しているけど、新しいアプリが出たよとか、プラットフォームを移行して新作を出したよとかいう時のために、ファンになってくれた人に知らせる仕組みを意識しないといけないかもしれない。

具体的にはTapbotみたいに、アプリ内にメアド登録仕組みを作ったり、ブログをメアドで購読できる仕組みを作ったりとかですかね。


*シンプルなアプリ作ってます


App Store用の紹介動画App Previewsの作り方まとめ

ここ数日、AppStoreの新しいアプリ紹介動画であるApp Previewsを研究してました。実際作ってストアに出したので自分なりの作り方や使ったツールを詳しく書いてみる。

App Previewsガイドライン

まずは主要なApp Previewsのガイドラインをおさらい。

動画サイズ
@iPhone5、iPhone6、iPhone6Plus、iPadのサイズをアップできる。
@iPhone4サイズはアップできない。
@動画のローカライズはできない。(日本語動画作ると英語ページも日本語の動画)
@よって、一つのアプリに4つの動画を用意することになる。

動画ファイル
@fps30
@15秒 ~ 30秒の長さ

その他ルール
@画面のキャプチャ動画のみ
@人間や手が写るとダメ
@音楽、字幕、ナレーションはOK
@OSX Yosemiteじゃないとアップロードできない

使ったツールやサイト

使ったツールなどのまとめ。

@OSX YosemiteのQuickTimePlayer
iPhone実機のキャプチャ動画をこれで撮る。すごく簡単。

Final Cut Proの30日体験版
640×1136などのサイズでの動画編集がiMovieじゃ出来ないので。他にもツールがあるけど、体験版があってiMovieと操作性が似ているのでこれにした。

HandBrake
FinalCutで作成した動画をmp4に圧縮変換するために使用。ファイルサイズ変換にも便利。

AudioJungle
バックに流す音楽をここで購入。

最初はとりあえずアップしてみた

さて、ここからApp Previewsを調べて、いろいろ見て、ツール選んで、実際作って、アップロードするというくだりをできるだけ詳しく書いていこうと思います。ハマりポイントも解説したい。

まず最初になにをしたかというと、ここらへんのブログをざっと読んでみました。最初はざっくりとした情報収集が重要だ。

APP PREVIEWS (VIDEO ON THE IOS 8 APP STORE): THOUGHTS AND TIPS
Getting Started with App Previews

ここでざっとした仕様とか、どういうツールを使うのがいいか、動画の取り込み方法のあれこれがわかった。できればiPhoneシミュレータで撮影できると実機を用意しなくていいなとか思ってたんだけど、いろいろ調べたところiPhoneシミュレータの動画撮影でよさげなものがなかった。

結局Yosemiteで実機からキャプチャ動画を撮るのをやってみると、これがびっくりするほど簡単。最初はタップした場所とかのポインターがあったほうがいいかなとは思ったけど、アプリ自体にタップしたところはハイライトされるしそこまでこだわる必要ないなと思い直す。

とりあえずYosemiteでキャプチャしたiPhone5の動画をiTunesConnectでアップしてみたら上手くいった。

しかし、このままだと音楽も字幕もなくて味気ない。まあ、スクリーンショットだけより動画があるとはるかに参考になるので、面倒な人はとりあえず音楽も字幕なくてもさくっと動画キャプチャをアップしてみるのもありだと思う。

動画に字幕と音楽をつける

以前iMovieで紹介動画を作った時びっくりするほど簡単だったので今回もかんたんやろと思って、動画に字幕と音楽をつけることにした。

そこでiMovieでキャプチャした動画を取り込んでみたら、なんと動画が横画面に強制変換された。

なんだと、俺はiPhoneの縦画面サイズで取り込みたいんだ、お前ならできるはずだろiMovieと願いながらいろいろ試す。が、出来ないことが判明。

Developer Forumでも、どうやって縦画面で編集するかを議論していた。結局FinalCutProを使えば簡単よという結論だったので、体験版を使うことにする。

AppShowとかも安くて便利そうなんだけど、まだβで字幕がつけられなかったんですよね。

詳しくはAppStoreのアプリ動画 App Previews作成に便利なツールの紹介の記事を。

動画のカット割りと字幕を考える

動画の取り込みもできた。編集する環境も整った。あとは動画のカット割りと字幕の構成を考えるぞと思い、いろいろなApp Previewsを参考に見てみた。

僕のアプリはツールなので、特にツール系を参考にいろいろ見てみました。

@1Password
音楽とナレーション。

@MoneyTree
音楽と字幕。字幕はアプリ動画に重ねる系。

@Clear
音楽と字幕。字幕はアプリ動画に重ねず、黒の背景に独立して表示。

まず、音楽とナレーションタイプだけど、ナレーションは面倒なのでとりあえずスルーしてみた。でも、よく考えるとナレーション入れると字幕よりはるかに詳しく解説できるから今後のバージョンで入れるかも。

ただ、ZenyTaxnoteも今のところ日本からのダウンロードが圧倒的なんだけど、動画のナレーションまで日本語になるとと英語圏のダウンロードにマイナスなりそうで悩む。

次に、字幕をアプリ動画に重ねる系動画を作ってみた。これは動画のキャプチャを一連の流れで撮影し、下の部分にさらに字幕を乗せるので情報量はかなり多くできる。ただ、出来上がったものを何回も見ていると、どうも詰め込みすぎ感が出てしまい、伝えたいメッセージがぼやけてしまっていた。

ということで、最終的に伝えたいメッセージを絞りに絞り、字幕を黒の背景に独立して表示する形式にした。

この場合、アプリ操作の流れは切れて一連の動作は見れないけど、伝えたいメッセージが絞れてそれぞれ明確になるメリットがある。

結局このClearの動画に影響されました。

家計簿アプリZenyの場合、自動ロックとか電卓、バックアップなど様々な機能があるんだけど、詰め込みすぎるとごちゃつくので一番伝えたいメッセージはなんだろなと考えた。そこで、とにかく入力が速いということ、全体的に覚えなくてよいシンプルなUIだということのみを伝えることにしました。

うーん。。素早い入力をアピールしてはいるのだけど、他の部分がもひとつパンチ弱い。

Zenyはもともと確定申告の仕訳帳アプリTaxnoteのスピンオフなんだけど、Taxnoteも同じように動画つくってみました。こっちのほうがバランスよくアピールできてる気もする。

編集と変換

FinalCutProの感想をかんたんに書くと、iMovieを使ったことある人なら操作感は似ているのですんなり使えると思う。

iMovie自体が直感的にドラッグアンドロドップで使えるので、FinalCutも基本的にらくちん。特に音楽を乗せたり、カット割りを縮小したりする操作がやりやすい。

バックグラウンドの音楽はAudioJungleで購入して適当に流すと雰囲気でごまかせる。

出来上がったmov動画が300Mとか馬鹿でかいので、さすがにこのままアップしてはまずいなと思い、HandBrakeというツールで変換した。2Mぐらいになった。これで安心。HandBrakeはPictureSettingsで解像度の変換もできる。

4つのサイズを作るのが面倒

iPhone5、iPhone6、iPhone6Plus、iPadの動画をそれぞれ作るのは大変です。心が折れます。というか全部のデバイス持っていませんでした。

iPhone6は持ってないのでiPhone6Plusで撮影した動画を縮小して作った。うちのiPadMiniはRetinaじゃないので出来ればRetinaで撮影した動画を使いたかったのもあります。

ちなみにiPadのアップロードサイズはなんと900×1200です。今度発売されるiPadはサイズが変わると噂されていますが、このアップロードサイズを見る限りやっぱり変わるんじゃないかと。

話を戻すと4つのサイズを全部作るのは面倒です。なので、面倒ならiPhoneのほうはどれかのサイズで作ったのを解像度だけ変更して流用しちゃうっていうのもひとつの手ですね。面倒なら。僕のiPhone6動画はPlusの動画を縮小したものですが、特にリジェクトはされませんでした。

ユーザ視点で考えると簡単な動画でもあるだけではるかに大きいと思います。落として使ってみるのは面倒だし。開発者側からとしてもキャプチャ動画オンリーというのが敷居を下げている。

*参考記事
AppStoreのアプリ動画 App Previews作成に便利なツールの紹介


*シンプルなアプリ作ってます


AppStoreのアプリ動画 App Previews作成に便利なツールの紹介

新しいAppStoreでは動画プレビューを開発者がアップロードできるようになりました。現在、この動画作成のために四苦八苦しているので途中経過をシェアしたい。

そこで、さっそく動画作成したるぞと思ったのも矢先、まだβ版のOSX YosemiteからじゃないとAppPreviewsをアップロードできないというアップルルールが発覚。ほんま、アップルさんは。

*アプリ紹介動画App PreviewsをアップするにはOSX Yosemite必須らしい

ということで、しょうがないから初めてTimeMachineでバックアップとって、びびりながらOS X YosemiteにOSをアップデート。β7だからか特に不都合は今の所感じずにほっとしています。

YosemiteのiPhone動画キャプチャ便利

ここはNDAがあるので詳しいことは書けないけど、Yosemiteでは簡単にiPhoneをMacにつなげて操作中の画面動画をキャプチャすることができる。

今まではRefrectorとか使わないとできなかったあれです。勉強会の発表とかでもよく使われてますね。これ、Yosemiteですごくシンプルにできるようになって便利です。

これでさくっと動画をキャプチャしたとしても、もちろん音楽とか字幕とかつけたいですね。そうなると動画編集作業が必要になる。

iMovieではiPhone縦サイズの動画が作れぬ

僕はVoicepaperで下記のような動画をWebページ用にiMovieで作ったんだけど、iMovieはなかなか使いやすい。なんといっても無料。今回もiMovieのお世話になろうと予定していた。字幕や音楽挿入がめちゃ簡単。

しかし、AppPreviesではiPhoneで見るので横画面ではなく、縦画面の動画を作成するのが一般的です。ちなみにスクリーンキャプチャしかだめです。人間が写ったり、人の手が出てきてもだめです。

例えば、こんな感じ。音楽と字幕はOK。この動画を作った会社のブログ記事も参考なります。FinalCut使ったらしい。

ここで厄介な事実が発覚。なんとiMovieでは、iPhoneのポートレイト(縦画面)の動画をインポートしても、そのままのサイズで編集ができない。例えばiPhone5だと640×1136のサイズで作りたいけど、1920×1080とかになっちゃうんですね。横画面の動画をアップすると、iPhoneで見た時に横に黒い余白ができてサイズがすごく小さくなっちゃう。

動画を編集してさあエクスポートだと思っても、強制的に横画面になって涙します。こんな馬鹿な、こんな簡単なことができないはずはないといろいろいじくったりしてもできない。

余談だが、こういう時にわざわざ説明書なんて読みたくないからとりあえずいろいろいじくりまわすんですよね。検索して調べるのも最初は面倒だし。この時、設定項目が多すぎるとそれだけで機能があるかどうかを探す手間が増えるので、シンプルなアプリを作るにはオプション項目の数も減らす必要があるのを強く感じる。

しゃあないから検索しはじめたら、App Previewsを作ろうとしている人達も悩んでいるようだ。iMovieでは640×116などのカスタムサイズできないから、300$近くするFinalCutを買えと。FinalCutならできるらしい。

*DeveloperForumでこの問題を議論しているスレッド
https://devforums.apple.com/thread/242134?start=0&tstart=0

でも、こんな縦画面で出力したいだけなのに300$出したくないなと思ってると、Camtasia、AppShow、Screenflowというアプリでカスタムサイズの出力もできるよとのこと。強引に動画を反転させてiMovie使うというやり方も紹介されててやってみたけど、どうも面倒だ。

AppPreviews専用アプリAppShowに期待

AppShowはYosemiteとiOS8専用で、まさにAppPreviewsを作るためのアプリ。ドンピシャではないか。まだβなんだけど、字幕をつける必要がなければこれが一番簡単。無料で使える。

これはYosemiteのQuickTimerみたいにiPhoneをデバイスで操作しながら、動画を取り込み、なおかつ動画のコマ割りを決められる。そして、音楽も挿入できる。

まだ字幕がつけられないけど、これからどんどんアップデートしていくようだ。これは売れるんじゃないだろうか。まさに今みんなが必要としているアプリ。

現状、AppShowでまず動画をキャプチャーして、動画の編集は他のソフトを使うというのがよいかなと思ってる。ただ、その編集ソフトをどれにするかが悩ましい。字幕なしならもうAppShowだけでいいんだけど。

Catamisa(99$),Screenflow(99$)、Motion(50$)、FinalCutPro(300$)あたりが候補ですが、どれがいいんでしょうかね。CatamisaやFinalCutProをフリートライアルで試してみる。またよいことがわかったら続きを書こうと思います。おすすめのやり方あれば誰かツイッターで教えてください。

*追記
動画のサイズ変換にはQuickTime 7 Proが便利と教えてもらいました。
iTunes ConnectでAppビデオプレビューをアップロードする


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アプリ紹介動画App PreviewsをアップするにはOSX Yosemite必須らしい

新しいAppStoreではiOSアプリの紹介動画がアップロードできるようになり、それがAppPreviewsと呼ばれてます。

アップストアのページを開いたらまだ対応しているアプリは少ないものの、いくつかのアプリはさっそく紹介動画がついている。

僕も昨日TaxnoteのiPhone6対応が終わったので、ちゃちゃっとアプリ紹介動画も作ろうと思ったのだが、なんとOSX Yosemite(まだベータ)からじゃないとiTunesConnectのページでアップロードできないらしい。

また、確かにiTunesConnectのアップロードするページに、”SafariおよびOS X v10.10以降を使用しろ”とは書いているのだけど、最近までiTunesConnectの日本語翻訳がひどくて、ここの日本語はまともに受け取ってなかった。

まあ、Safariでアップロードすりゃいいんだろ程度に考えてたけど、Yosemite使わないとアップもさせてくれないのかよ!Yosemiteってまだベータだし、僕はMacbookAir11インチ一つしか持ってないから怖くて入れられませんよ。

Yosemite出るのは10月末ぐらいの噂だし、ここは待つか。YosemiteからiPhoneアプリの動画撮影機能がついてAppPreviewsが作りやすいらしいし。

※Is Yosemite really required for uploading App Previews?

App Previewsのガイドライン

ちなみにApp Previewsのガイドラインはこちら

WWDC2014の動画でだいたいはわかってたけど、ここをちゃんと読むと細かい部分が拾える。

ざっと読んだところ、個人的に要チェック部分はこちら。

@App Previewsはローカライズできない (一つの動画がすべての言語ページに表示される)
@ただし、App Preiviewsを表示する国は制限できる。(日本だけ動画表示とか?)
@3.5インチのデバイス以外で、それぞれのデバイスの動画をアップできる
@iTunesConnectが編集状態の時だけアップできる(スクショと同じ)

@動画はスクリーン画面でないといけない。(人間とか手とか写ったらダメ)
@音楽、字幕、ナレーションはOK
@30秒以内
@30fpsじゃないとエラー (thx to @rel0005さん)

※参考
APP PREVIEWS (VIDEO ON THE IOS 8 APP STORE): THOUGHTS AND TIPS

僕自信、Yosemiteで実際に試してないので説明書読んだだけでちょっと自信がない。特にローカライズ部分とか。Yosemiteベータ版で試した人がいたら教えてちょんまげ。


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Apple WatchはiPhoneなしで音楽が聞ける。Watchアプリ開発は来年後半から?

Apple Watchは流行るか流行らないかは別として久々にワクワクする製品ですね。

というのも、HelthKit、HomeKit、ApplePayなど、iOS8で新しくでたAPIの可能性を大きく生かすのがAppleWatchなのは間違いないからです。

一番効果的な心拍数を保ちながらジョギングしたり、テレビやオーディオ製品のリモコンに使ったり、コンビニでもスマホも出さずにポチッと支払いできたら便利だろうなと。

まあ、HomeKitやApplePay関連はアップルのエコシステムがどれだけ普及するかにかかっているけど。

AppleWatchは来年前半に発売予定。イベントのビデオ見てる時、発売時期を聞いた瞬間ズコっとなったけど、しょうがないから待つしかない。

ちなみに、AppleWatchでもっとも気になっている部分をちょっとだけ調べてみた。

iPhoneなしでどこまで使えるか

イベントのビデオを見てる時、AppleWatchはiPhoneと一緒に使えますとか言ってた時が一番気になった。

AppleWatchはiOS8が入ったiPhone5やiPhone6と一緒に使えるのだが、もしiPhoneがポケットに入ってない時にどれだけの機能が使えんの?っていうのが気になりますよね。

僕もこのへん詳しく知りたいのだけど、とりあえず音楽がiPhoneなしでも聞けるようです。これはBluetoothだろうから、来年からBluetoothヘッドフォンが一気に普及する可能性が高い。

Music. Control the music on your iPhone without taking it out of your pocket. And when you leave iPhone at home to go for a jog, listen to music directly on Apple Watch.

※参考
http://www.apple.com/watch/features/

さすがにApplePayとかもiPhoneポケットに入れてなくても使えますよね。多分。どの機能がiPhone必要で、どの機能がいらないかが気になるところだ。

Watchアプリ開発は来年後半から?

AppleWatchが来年の前半に発売されたら速攻で購入して、Watchアプリ作ったるぞと思ってたのに、Watchアプリが開発できるのは来年後半とAppleのHPに書いてたよと@gillygizeに教えてもらった。

With Apple Watch, developers can create WatchKit apps with actionable notifications and Glances that provide timely information. Starting later next year, developers will be able to create fully native apps for Apple Watch.

※参考
Apple Press Info

マジですか。来年の後半かよ。WatchKitとAppleWatchのフルネイティブアプリは別物と捉えて、WatchKitを使ったiPhoneアプリはもっと早く作れると予想していいだろうか。

じゃあ、来年のWWDCの目玉はAppleWatch関連の開発SDKですかね。それはそれで楽しみ。


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新しいiTunesConnectとXcode6でのサブミット事情

今日新しいiTunesConnectとXcode6でTaxnoteの新しいバージョンをサブミットした。
サブミットする前に疑問に思ってた事が分かったのでメモ。

サブミットしたアプリはiOS8以上のみ対応。とりあえず現時点ではちゃんとiPhone6対応してないけど出来る部分だけアップデートして、次のバージョンできちんとiPhone6の解像度とかにも対応する予定でやってみた。

iPhone6の解像度対応必要?

Xcode側でiPhone6の解像度に対応してなくても現時点ではサブミットできた。今までの経験から、しばらくしたらiPhone6の解像度に対応してないアプリはリジェクト対象になると思われるけど、今のところはサブミットできた。

ついでに、x3のアイコンもつけてない。

※参考
iPhone6/iPhone6 Plusの画面対応について

iPhone6のスクショ必要?

iPhone6とiPhone6Plusのスクショ用意しなくても今のところはサブミットできた。

ちなみに、iTunesConnectの日本語訳がひどい。最高5スクリーンショットってなんだ。英語設定に戻したいけど戻し方が分からない。

一度アップしたバイナリ消せない?

ここちょっとハマった。Taxnoteは現在1.1.3です。次のバージョンは1.1.4をアップロードしたかった。でも、以前1.1.4をすでにアップロードしていて、このバイナリをリジェクトして、もっかいiOS8オンリーのものをアップロードしようとしたんですね。

そしたら、同じバージョン番号のものがあるからアップロードできんよと言われた。現在アップロードした1.1.4のバイナリがiTunesConnectから完全に消せない。なぜだろう。しょうがないから、バージョン飛ばして1.1.5にしたらいけました。

StackOverFlowでも、一度アップしたバイナリが完全に消せねえからバージョン番号上げるしかねえみたいな情報があるので諦めた。
http://stackoverflow.com/questions/25683441/how-to-delete-app-build-in-new-itunes-connect-site

まとめ

レビュー後に、やっぱりiPhone6のスクショ用意しないとリジェクトしちゃうよって言われるかもしれないので、そうなったらまた追記したいです。

次のバージョンでは、Preview機能とかも入れてみたいので、またメモとして書こうかと。

ところで、新しいiTunesConnectではデータ分析機能が充実するとWWDCで発表してたけど、あれはまだ使えないのかい。


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iOS8の移行率、iPhone6とPlusの人気度をリアルタイムでチェック

アプリ開発者としてはiOS8への移行率は気になるところです。

リアルタイムで現在の移行率を見るには、Mixpanelのページが見やすい。
https://mixpanel.com/trends/#report/ios_8/

Mixpanelのデータ全体から取ったグラフが見れます。9月20日現在だとようやく20%達しましたね。

Mixpanelを使っているアプリ全体のデータ集計なので誤差はあると思うけど、だいたい同じだと思うので参考になる。

こちらでは、iPhone6とiPhone6Plus、どちらが人気あるかの数字が見れる。
https://mixpanel.com/trends/#report/iphone_6

9月20日の時点で、iPhone6のモデル2つ合わせてもまだまだ全体の5%以下ですね。


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誰かいいエンジニアいませんかの話

スタートアップをやってたり、これからやろうとしている知り合いの人から、いいエンジニアさんいませんかね?とよく聞かれる。

スキルの高いエンジニアさんは大抵忙しかったり、引っ張りだこだったりするのでどこも常に探し続けているんだと思う。

求人サイト使ってもよい人なかなかこないという悩みをよく聞く。あまりにもよく聞く質問なので、僕もどうすればよいエンジニアが入る可能性が高まるかを考えてみました。

結論からいうと、情報公開が効果的じゃないかと。ドラえもんで例えてみる。

例えば、ジャイアンがスタートアップを起業してエンジニアを探していて、知り合いのエンジニアのび太に相談したとする。

第一段階

ジャイアン「今エンジニア探しているんだけど、誰かいい人いませんかね?こんな、こんなことやってるんだけど。」

のび太「うーん、誰かいるかなあ。今は思いつかないけど、誰かいたら紹介しますね。」

こんな感じの状況が多いと思う。

この時、のび太がいけてるエンジニアである出来すぎ君を知っていたとする。でも、ジャイアンを出来すぎ君に紹介するのは、お互いがたまたま会う機会がない限り結構ハードル高い。

のび太がジャイアンに聞いた話を出来すぎ君にざっくり話して、「こんな感じの人がエンジニア探しているけど、興味あったら紹介するから言ってね。」とか言っても、判断する情報が少なすぎる状態だと出来すぎ君はわざわざジャイアンに会ってくれないと思う。

そういう状態が分かっているので、のび太も知り合いのいけてるエンジニア出来すぎ君に、ジャイアンの事を紹介しにくい。

というわけで、このジレンマを解消するにはジャイアンの側が会社の雰囲気とか、どういった人達がいるかなどを手軽にわかる情報をネットに公開しているとかなり大きなアドバンテージになるんじゃないかと思ってます。

例えば、僕が出来すぎ君の立場だったら、その会社のホームページをまず見てどんな会社なのか調べる。そこで、出来すぎ君がその事業そのものに興味があった場合は話が早いんだけど、そうラッキーな事はないと思うんですね。

やっている事や給与体系も大事だけど、誰がやっているかで判断するほうが大きいと思うし、やる仕事の変化も激しいスタートアップなら人で判断して来る人のほうがお互いに上手くいく確率が高いはずだ。

というわけで、僕が出来すぎ君なら、次に社長のブログやツイッターを探して読むと思う。その後、他のメンバーの人のブログやツイッターがあればもっと分かりやすい。結局、見栄えのいい表面よりも、個人の考え方や性格が分かるのが重要。

そこで、ブログに書かれている考え方や哲学、社内の雰囲気がある程度分かれば今までブラックボックスで分からなかった部分が分かり、これは面白そうと興味を持つかもしれない。

この時、なにも情報がなくて、聞いただけではなんだかよくわからない状況だと人間不安になるもので、「よくわからないし、面倒だからいいや」ってなりがち。いけてるエンジニアであるほど、なにか理由が無い限り動いてくれないのがほとんどなはず。

第二段階

第一段階の情報公開度が高ければかなり違うはずなんだけど、ついでに第二段階も書いてみる。第二段階はふらっと会社の雰囲気を見れる機会を増やすというのはでかいんじゃないでしょうか。

最近スタートアップが社内スペースを使って勉強会をしたりしてるけど、あれです。あれは地味にでかくて、実際のオフィスの様子をちらりと見られるだけでも大きな情報が得られる。

のび太がジャイアンに、いけてるエンジニアの出来すぎ君をマンツーマンで紹介するより、今度イベントあるから行ってみませんかという方がはるかに楽だし。

ハードルが低いということはそれだけマッチングの可能性も高まる。そこにいたとか、そこに行ったことがあるとかは物凄く大きな要素なので、よい偶然を引き寄せるんじゃないだろうか。

ここまで書いて思ったけど、第二段階はオフィスがある会社とかじゃないとダメだけど、第一段階までなら何かのプロジェクトでフリーランサーを探している人にも当てはまるんじゃないだろうか。

あと、情報を小出しにせずに、一気にどかっと公開するのは凄く良いと思う。最初の一言目で、相手からなんかめんどくさそうだなって思われる前に、情報を出来る限り公開したら誤解される可能性も下がる。

ステルスのプロジェクトだと、こういうことができないので凄く難しいですね。

ついでに、これという人がいたら「1日だけ手伝って!」っていうのも有効ではないかと。1日だけってなると気楽な体験入学みたいになって、お互いに都合がよいかも。

ランチよりもお互いに多くの事が分かると思う。

まとめ

とまあ、僕はジャイアンの立場になったことがないので想像と実践では大きく違うかもしれない。結果的にのび太視点だと知り合いに紹介しやすい状況はどうか、っていう話になってしまった。

しかし、自分がジャイアンの立場だったら本当に難しいなあ。いけてる人ほどお高いし、人気あるだろうし。

逆にジャイアンの立場になると、エンジニア側が技術ブログ書いてたり、Githubにいろいろアップしてたり、自分でなんか作ってたりする情報が多いとかなり不安要素が消える。いいマッチングが起こりやすい下地には情報公開と気軽なお試しが重要だと思う。

よく考えると、これはアプリリリースする時にも言えるので、アプリ出す時はもっとビデオ動画作ったり、ランディングページ作ったりしないといけないですね。

でも、時間がなかったり優先順位的にまだそこにコストかけられなかったりするのが現実ですよね。やればいいのは分かっているけど、後回しになっちゃいがちジレンマ。 

ああ、iOS8でプレビュー動画が必要だけど、作るのがめんどくさい。

photo credit: donnierayjones via photopin cc


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ツール系アプリのマネタイズジレンマ

ユーザーに納得してもらえるツールアプリのマネタイズ方法を考えてみた。

無料で広告を付ける

「便利なんだけど広告がウザい」と星1つけられる。もしくは広告がウザくてアンインストール。

機能制限。無料で広告なし。フル機能はアップグレード

「課金しないとつかえねえ」と星1つけられる。

有料アプリ

無料で試せないのでダウンロードされない。

どれを選ぶかはとても重要

だいたいこういう選択肢があり、どのモデルも文句は言われると思う。最終的に一番重要なのは長期的に見てどのモデルが一番アプリに合うか、別に言い方をすればどれが一番儲かるか。

一番文句言われにくい有料モデルは知名度のあるアプリ以外だとまず厳しい。それか100円など、試しに買っても痛くないレベルの価格にしないといけなくなったり。

ちなみに無料版と有料版を分けるやり方はアプリ二つメンテする必要があるのと、アップル非推奨なのと、ユーザ側にも若干不便なので、できれば使いたくないのですが、ランキングで露出できるとか、セール出来るとか利点もあります。

次に無料で広告モデルだけど、これは滞在時間が長くて多くの人にダウンロードされるようなアプリだと上手く行く場合がある印象。

例えばまとめ系とかニュース系アプリとか。

ただ、大抵の便利系ツールアプリはささっと使って閉じるので向かないほうが多いと思う。

僕のアプリの場合、広告モデルも最近試して結局うまくいかず、2番目の無料+有料アップグレードに戻りました。そして、この場合、どこまでを無料にして、どの機能を有料にするかの決定が凄くセンシィティブで難しく、なおかつ売り上げにダイレクトに直結します。

また、さらに難しいことに価格モデルに関する部分なので、一度決定すると簡単に変えることができなく、トライアンドエラーがやりにくい。ABテストもまず無理です。

しかし、無料で広告がなく、課金もないという最強のケースもあります。

無料、広告なし、課金なし

スタートアップ系の成長段階で、ユーザ数増加を優先するため、ビジネスモデルは後からやるケースでよくある。

サービスが成長したら後ほど広告がついたりする。サービスが成長しなかったらアプリが突然終了こともしばしば。買収されてアプリが一気に変わったり、ユーザの行動データを収集するのがビジネスモデルであったりする場合もあり。

イーコマース系に繋がるようなものなら、最初からそれがマネタイズになって広告も課金もなしでいける。自分がユーザならもちろん広告なくて課金もないアプリは大歓迎だけど、ビジネスモデルがないアプリはちゃんと続くか不安にもなるので、使っているサービスがどう利益を上げていけるかは気になるところ。

なかなか奥が深くておもしろいですね。

photo credit: bitzcelt via photopin cc


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デザインリサーチの仕事で世界中を旅するヤン氏のトークイベントが最高だった

サイレント・ニーズ――ありふれた日常に潜む巨大なビジネスチャンスを探る

昨日、HubTokyoで人間行動観察デザインリサーチの専門家だというヤン・チップチェイスさんのトークを聞きに行ってきた。

このトークイベントが期待値を遥かに超える面白さで、近年参加したイベントの中でダントツに面白かったので感想を書いてみる。

ヤンさんはNokiaやデザインコンサルティング会社Frogでデザインリサーチの仕事をした後、最近自分の会社を作った人。

世界中の国々を渡り歩いて、現地の人々の文化や行動様式を観察し、クライアントの問題を解決する仕事という一見聞いただけでは想像もつかない仕事の仕方をしている。

詳しくはサイレントニーズという本を読めば分かるけど、この本はデザインリサーチやUXなどに興味ある人はオススメです。

世界中でモバイルが使われていく時代にどう人間の生活が変わっていっているかの視点も面白いし、恥や自尊心など、その国々の文化が僕が想像もできない行動結果に繋がる様子などを実際の体験から書いている。

例えば、ある国では歯科矯正が出来るのは裕福な層だけで、歯科矯正の器具自体がブランドになっている。そこで、お金を持ってない人で歯科矯正が出来ない人も、わざわざ実際には効果のないフェイクの歯科矯正器具をつける人がたくさんいるとか。

今は歯並びが悪くても将来はよくなる可能性を示唆できるとか、みんながやっている事なのでお金に余裕がない人も不便な思いをしてフェイクの器具をつけたがるという文化様式を説明してた。

この本はたまたまAmazonで発見して読んだけど、HubTokyoのメーリスに入ってたらイベントの告知がたまたまきた。普段イベントのメールなんてスルーするのが大変ではあるが、この時ばかりは「ああ、メーリス登録しておいてよかった。。」と心の底から思いました。

期待値は高かったけど、実際に行ったら想像以上に話が面白かった。だいたい人数も40人ぐらいで距離も近く、でっかいイベントよりたまに遭遇する神イベントはだいたいこのぐらいの規模かも。

ヤンさんの働き方

それぞれの国で解決したい問題や知りたい事を突き止める時にどう進めていくか、この時、一番大きな成果を得られる方法を探って行くらしい。

あるファイナンス関係の依頼では、その国の闇市で、各国の紙幣の交換する小さな秘密の闇取り引き所に潜入して撮ってきた写真をスライドで見せながら話してくれて、これはなかなか危険そうなお仕事だなあと聞いてた。

誰も行かないところや知らないところを調査するからこそユニークな情報が得られるし、今まで知らなかった事をクライアントに提供できると言ってた。

また、各国にネットワークがあって、プロジェクトごとに個人同士で知り合っている人を雇ってチームを作るらしい。人を探す時、基本的に人材派遣業者は一切使わず、個人同士の結びつきや、その仕事に対するパッションを重視してチームを作ると。

それぞれの国でデザインリサーチのチームを結成するので、みんなで一緒の家に住む事も多く、会議や面接をするよりも夕方に一緒にくつろいだりご飯を食べたりする時がそれぞれの人間について一番わかる瞬間だとも語ってました。

他にもなぜデザインファームを止めて独立したか、人がなかなか答えたがらない質問をする時の話など、どれも実際の体験を元にしているので深みがあって死ぬほど面白かった。

やっぱどっかで読んだり聞いたりした薄っぺらい事を話しているトークイベントはつまらなく、規模の大小に関わらずその人の経験からきた話が一番面白い。

質問タイム

もちろん質問タイムが最後にあったので、僕はいくつか聞きたい事の中から、「仕事上で過去にした一番の失敗はなにか。今後同じ状況に遭遇したら今ならどうするか。」という事を聞いてみた。

すると、いい質問だけど同時に難しい質問だなとしばらく考えた後、「クライアントに大金を投入してもらったプロジェクトで、ある程度進んだ後、今までした事がすべて捨てなければいけなく、途中で自分たちが間違ってたという事を告白するのが遅すぎた時。」という答えをもらった。

これは確かに難しいだろうなあ。サンクコストは分かっていても振り切るのは勇気がいる。僕もアプリ開発する時、常に今やっている作業は重要か、別にそうでもないかとか、今すぐ止めて違う事をしたほうがいいのかを意識して考えるようにしてます。

あと、ヤンさんのチーム運営の時のTipsがぶっちゃけてて印象に残った。

プロジェクトごとにチームを組むのだけど、プロジェクト期間全体の3割ぐらいの時に、チームメンバーそれぞれが限界まで能力を出し切るようプッシュするらしい。「この時、みんなが僕ともう二度と働きたくないだろうと思っている。」と笑いながら話してた。発展途上国とかだと劣悪な環境で一緒に住まないといけないことも多いとか。

そして、プロジェクトの最後のほうに、みんなに大盤振る舞いして楽しいことをして終わるようにする。「プロジェクトの途中は凄く大変でも、最後が楽しく終わるとその仕事を振り返った時の印象が変わるのよ(笑)」と言ってた。

世界中を旅して回れる仕事と言えばジャーナリストだけど、仕事で世界中に滞在するのはデザインリサーチというのは知らなかった。僕もいろいろな国に行ってああいう雰囲気を醸し出したいなと思った。

なんか、この人が体験してきた話を聞いたら凄く面白そうだなあという魅力を放っておりました。

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